脊振の森から

九州は脊振山の脊振村から、里山の暮らしを伝えます。

2013-01-01から1年間の記事一覧

注連縄ない(結い)

毎年12月30日は鹿路神社の注連縄ないの日です。これも毎年決まって朝の8時集合。集まった面々からたき火を開始し、まず体を温めます。次に神社総代の挨拶とともに、注連縄組と松飾り組に分かれて、作業スタートです。 材料はマサ土、心柱、モウソウ竹、松・…

手抜きな…薫製

気温がぐんぐん下がると、いよいよ薫製のシーズン到来です。我家の場合、同じ集落で、いわゆるブランド地鶏を飼育している鶏舎があり、そこからの差し入れを捌きます。 十分に血抜きした後は、普通ならお湯につけるのですが、まずはそのまま。フライフィッシ…

ロケットストーブ

本格的な冬、とまでは行かなくても、日増しに風が冷たくなっています。ついに我家でも、土間の暖房用ロケットストーブ始動です。外に突き出した煙突からは、煙は全く出ていません。廃棄温度は20-30度くらい。かなりのカロリーが土間に放出されています。誤解…

鹿路神社にネパール参加

昨日12月8日、毎年この日は鹿路(ろくろ)神社の大祭の日です。鹿路の地名に興味がある方は、こちら、「鹿路地名の由来」をご覧ください。 祭りは、施主が準備しますが、この施主は地区持ち回りで、今回は宮内(みやんち)が当番でした。参加するのは、我家があ…

冬野菜

初雪も通過して、山は次第に冬支度です。食卓の主役も、冬の野菜に衣替え。今は椎茸、大根、白菜。 我家では珍しく、白菜は根っこから引き抜きました。いつもだったら、外側の葉っぱからちぎって行くんですが、本日は丸ごと食べたくなりました。 大根の葉っ…

隼人瓜追信

隼人瓜が実っている場面を見てみたい、と、わざわざメールいただいたんですが、実は収穫は昨日までで終了していました。脊振の山はぼちぼちと霜が降り始めています。それで、以降の収穫をあきらめて、昨日の日曜日に、一気に収穫でした。 左下は、一緒に収穫…

隼人瓜の収穫

春に植え付けた、隼人瓜の収穫です。山では、バジルが発芽するくらいの気温で、隼人瓜も芽を出しました(相方談)。秋になって、お日様が短くなると次々に華を咲かせ、実が実ってきます。 この子は、僕の「ほったら農法」には相性抜群です。耕しもしない樹の根…

旧友との出逢い……

……のような気分でした。 最近、義母の病院の関係で、福岡の宗像に行く機会が増えています。そんな中、たまたまFBで見つけた、ちょっと気になるお店で、お昼をいただこうと、相方と山をおりました。行った先は、暮らしのカフェ・村茶乎。健康食料理店、と言う…

吊るし柿のシーズン

今年の柿は、僕の村では裏年で不作。今年予定していた「ちぎる柿の木」13本でも、1本につき2-5個しか実ってませんでした。柿が不作…ちゅうこったぁ、タケノコは豊作かも…悔し紛れですが。一般に海の有明でウミタケが不作なら、山のタケノコは豊作だと言われ…

猟の季節。自然と暮らすということ。

都会で暮らしていた頃は、自然との共生・融合、なんて素敵な言葉なんだと思っていた。もちろん今でもその気持ちに変わりはないが、とっても甘くない現実に向かい合って10数年、自然との融合の持つ意味が違ってきた。 僕は「雨にも負けて風にも負けて、冬の寒…

命の田んぼコンサート

土曜日、コンサート主催の友人からお誘いを受け、久々のコンサート会場へ。この会場、実は友人の田んぼで、まんま、です。冬期灌水で、古代米なんかを主に創ってます。だから会場全体が、命の熱気むんむん状態です。 コンサートは、主にインディアンフルート…